東京音楽大学卒業、同大学院修了。アムステルダム音楽院古楽科修士課程を最優秀の成績で修了。これまでにピアノを石川治子、岡田敦子、長川晶子、菅野祐三子、郷津由紀子、チェンバロとクラヴィコードを、大塚直哉、メノ・ファン・デルフト、通奏低音をクリス・フェルエルスト、現代音楽の奏法と解釈をゴーシュカ・イシュフォルディング、即興演奏をミクロシュ・シュパーニの各氏に師事。
これまで、2018年イタリアのWunderkammer Trieste主催によるソロリサイタル、2019年アンサンブル La Pícaraと共にFIAS2019音楽祭に出演、またDavid Stern指揮による第五回上海バロック音楽祭における上海カメラータとの共演や、2020年台湾国家交響楽団 (NSO)との共演を始め、2021年には台北市立交響楽団TSO青年管弦楽団との共演や、台南国際音楽芸術祭出演など多数の演奏活動を行っている。
2014年、台湾のリコーダー奏者イーチャン・リャンとともに
アンサンブル IJ SPACEを創立。2018年、ユトレヒト古楽祭のFabulous Fringe, アントワープでのInternational Young Artist Presentation, アムステルダムでのAnnelie de Man現代音楽祭での演奏をはじめ、ドイツ、イタリア、台灣など各地で演奏している。2020年、デビューアルバム『Francesco Macini: 6 Recorder Sonatas』がスイスのClavesより発行。
留学期間中、IJ SPACEとともに参加した第19回ビアジョ・マリーニ室内楽コンクール (ノイブルク・ドイツ) にて第1位及び市長賞、またInternational Van Wassenaer Competition 2018 (ユトレヒト・オランダ) にて第3位受賞。第2回 Prix Annelie de ManコンクールDonemus賞受賞。
現在國立臺南藝術大學にて講師を努めるほか、Formosa virtuoso organistの特別講師として、またドビュッシーミュージック・アートセンターにて後進の指導にも力を注いでいる。